どうも!@あおいろです。
みなさん、普段音楽を聴く際はどんなイヤホンをお使いですか?
私は主に通勤時に音楽を聴きますが、一度完全ワイヤレスの快適性を知ってしまったら、もう有線には戻れません。
- マスクが引っかかることもない
- 誰かとぶつかってコードが引っ張られることもない

コードがないって素晴らしい!
今までは、5,000円ぐらいの中華製品を使っていましたが、そろそろ限界を迎えたので、ビックカメラで何度も色々なイヤホンを試聴し、ハゲるほど悩みに悩みぬいて【Jabra Elite Active 75t】を購入しました。
今回はそのレビューを行います。
私のように「MOMENTUM True Wireless 2は高すぎる…2万円ぐらいで良いワイヤレスイヤホンないかな」とお探しの方の参考になれば幸いです。
Elite Active 75tに決めたポイント
私が数ある完全ワイヤレスイヤホンから【Elite Active 75t】に決めたポイントは以下の3点です。
- フィット感が良い
- 外音取り込み機能がある
- 音質が良い
この3点を重視して、以下の商品と比べハゲるほど悩みました。。。
- MOMENTUM True Wireless 2→現在発売されている完全ワイヤレスイヤホンのキング
- パナソニック テクニクス→MOMENTUMと双璧をなすクイーン
- NUARL N6 Pro→音質だけならMOMENTUMを上回るとの評判
- SONY WF-1000XM3→音質・機能とも高レベル
- AVIOT TE-BD21f→とにかく音の解像感が高く音質にこだわっている


どれも有名どころなので、ハイエンドなワイヤレスイヤホンを探している方は、大体このあたりで悩んでいるのではないでしょうか?
私も悩みましたが、何度もビックカメラに通い試聴し絞っていった理由は以下のとおりです。
- MOMENTUM→高い。機能も音質も最高だけどここまでお金をかける必要があるか?
- パナソニック→ノイズキャンセリング機能がいまいち。これを買うならMOMENTUM
- NUARL→ノイキャン・外音取り込みなし、装着感が合わない
- SONY→イヤホンが大きく装着感が合わない
- AVIOT→ノイキャン・外音取り込みなし、品質に不安
で、最終的にフィット感が抜群で音質良く、ノイキャンはないが外音取り込み機能が優れている【Jabra Elite Active 75t】に決めました。
値段も17,980円と外音取り込み機能付きでは手ごろな価格になっています。


良かったところ
私がワイヤレスイヤホンで一番重視しているのはフィット感です。
有線と違って完全ワイヤレスは何かの拍子で耳からポロリしてしまう危険があります。
それが通勤電車の中や道端なら最悪紛失してしまう可能性がありますし、実際にポロリしなくても「なんか外れそう」と感じるだけで結構ストレスになります。
その点、Elite Active 75tはとにかくフィット感が抜群です。実際にいつもの難波ビックカメラさんで、ほとんどのワイヤレスイヤホンを試聴させてもらいましたが、着け心地はElite Active 75tが一番良かったです。
本体も軽く小さいので、耳から大きく出っ張ると言うことがありません。
よって、長時間使用していても他のイヤホンよりかなり快適です。
第一印象は、かなり小さいとな感じると思います。他のレビューやYouTubeなどでもフィット感には定評があります。


私がワイヤレスイヤホンを使うのは主に通勤の時です。
その時に「ノイズキャンセリングはいらないから、外音取り込み機能は欲しい」と感じます。
例えば、
- 電車が急に止まった際にアナウンスが流れる時
- 道行く人達がどこかに注目していて「なんだろう?」と思う時
- 会社の近くで急に誰かに声を掛けられた時
など、周囲の音を聞きたい時は結構あります。
その時に、いちいちイヤホンを外すのがまあ鬱陶しい。外したイヤホンを手にもって置くのもまあ煩わしい。
音楽を止めればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、ワイヤレスイヤホンは基本的に遮音性が高く、耳に装着しているだけで人との会話や電車のアナウンスはかなり聞こえ辛くなります。
なので外音取り込み機能は重要です。
Elite Active 75tの外音取り込み機能は期待以上でした。
マイクの性能にこだわっているだけあって、周囲の音がすごく自然にはっきり聞こえノイズもありません。
1万円台のものは外音取り込みをONにするとノイズがすごく使い物にならないものが結構ありますし、ちゃんとしたものは3万円を超えてくるハイエンドモデルが多いです。
その点、Elite Active 75tは「1.8万円でかなりちゃんとした外音取り込み機能がある」と言うところが絶妙なバランスです。
外音取り込み機能の強さや、ONにした際に音楽を止めるか等の細かい調整も可能です。
Elite Active 75tは物理ボタンです。
個人的にはタッチパネルよりも誤操作が少ない物理ボタンの方が好きです。
物理ボタンの欠点は、ボタンが固いとイヤホンが耳の奥に押し込まれ痛くなることですが、Elite Active 75tの物理ボタンはすごく軽く浅い押し心地で反応も良いため、耳の奥に押し込まれるという感覚は全くありません。
先ほど説明した外音取り込み機能にも左耳のボタンを一度押すだけでアクセスできるためとても快適です。
音量の上げ下げも左右のボタンの長押しで出来るのでとても便利です。
Jabra製品はマイクにこだわっており通話品質が高いことで知られています。
さらにこのElite Active 75tは軽くて着け心地が良く防水性能が高いため、公式もスポーツ時の使用をおススメしています。



じゃあ、音質はどうなの?
と不安になりますよね。
大丈夫です。十分良い音でした。
低音が効いていて迫力があり、それでいて高音や中音がつぶれていると言うこともありません。
全体的な解像感もかなり高めで、一つ一つの音がしっかり聴こえます。
私が試聴した感じでは、
- 【AirPods Pro】とでは比べ物にならないくら良い
- 音質が良いと言われている【NUARL N6 Pro】【パナソニック テクニクス】と同等
- 【MOMENTUM True Wireless 2】には少し音場の広がりで負けるかな
という感想です。
まあこのあたりのワイヤレスイヤホンはどれも音質が良いので、あとは好みの音かどうかだと思いますw
よほどの音楽好きでなければ、Elite Active 75tで十分満足できる音質です。
- 通話品質がとても良い
- 他の完全ワイヤレスイヤホンより圧倒的に途切れにくい
- 2台のデバイスに同時接続、シームレスに切り替え
- 片方のイヤホンを外すと自動で音楽が止まる
いまいちだったところ
コーデックとはBluetooth通信において音声を圧縮する方式の名前で、主に遅延と音質に関わります。
主にandroid端末で使用される、遅延が少なく高音質と言われているapt-X非対応です。
主にiPhoneで使用される遅延が少なく高音質なAACには対応しています。
SBC | ほとんどのワイヤレス製品が対応 遅延や音質が劣る |
AAC | iPhoneで使用しているコーデック SBCより低遅延で高音質 |
apt-X | androidで使用しているコーデック SBCより低遅延で高音質 |
私はandroidユーザーなのでapt-X非対応と言う点が気になって購入を迷っていましたが、実際使ってみると十分音質は良いですw
ハイエンドワイヤレスイヤホンに搭載されてる、周囲の雑音を打ち消してくれるアクティブノイズキャンセリング機能はありまえん。
ただ、パッシブノイズキャンセリングと言う本体の遮音性で雑音を消すことはできます。
実際かなりフィット感がよく遮音性が高いので、装着しているだけでかなり雑音はカットできます。
アップデートでノイズキャンセリング機能が追加
なんとアップデートでノイズキャンセリング機能が追加されました(2020.10.22)。
私が知る限りで、これほどの大型アップデートは聞いたことがありません。Jabraさん、太っ腹を通り越してもはや頭がおかしいw



しかも、かなりちゃんとした高品質なノイズキャンセリング機能です!
「どうせおまけで追加されたノイズキャンセリング機能なんでしょ。」って期待していませんでしたが、あまりのクオリティにびっくりしました。
安いワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能は、雑音が不自然にかき消されたりノイズがひどかったりしますが、全然そんなことはありません。
スーッと自然に雑音を消してくれます。ノイキャンが効きすぎて耳が詰まったような感じにもなりません。
ノイズキャンセリング機能アップデートのやり方
すでにJabraを使っている方は、公式アプリからアップデートを行います。
「Appleストア」「Googleプレイ」からJabraと検索し、公式アプリ「Sound+」をダウンロード
イヤホンを接続するとすぐにアップデート画面になります。もしならない場合は、「設定」→「ヘッドセットのファームウェア」から更新


「次のステップ」と表示されたらイヤホンをケースに戻しふたを閉めます。


アップデート中は、本体のケースがピンク色に点滅します。
アップデートが完了したら、ホーム画面に「アクティブノイズキャンセル」の表記が出るのでそこを押して設定します。


アップデートが完了しても、アクティブノイズキャンセルの表記が出ないときがあります。その時は、アプリを削除して再インストールしてください。
ノイズキャンセリング機能の操作方法
ノイズキャンセリング機能は、左ボタンのタップで切り替えます。
デフォルト設定では、1タップごとに外音取り込み→ノイズキャンセリングON→OFFを切り替えます。
「設定」→「ヘッドセットの設定」→「ヘッドセットの設定」→「サウンドモード」から、外音・ノイキャン・オフの設定を切り替えられます。
ノイキャンがいらない人はなしにもできます!


【Elite 85t】との違い・比較
2020年11月13日に最新版【Elite 85t】が発売されました。ノイキャン・外音取り込みが機能がさらに強化され、12mmの大口径ドライバー搭載により音質も迫力が増しました。
また、ワイヤレス充電にも対応したのは嬉しいポイントです。
音質はJabraの低音がズンズン響く感じは弱まり、どちらかというとフラットで聴きやすい音質になった印象です。ここは好みが分かれると思います。
ただ、その分ケース・イヤホンとも重量が上がり、相変わらずapt-X非対応という弱点は克服できていません。
私は、Elite Active 75tでノイキャン・外音取り込み・音質ともかなり満足しているので、買い替えは見送ると思います。
今から買う方は、価格差との比較になると思いますが、2020.11.24時点のAmazon価格で1万円以上の差がありますので、コスパを考えると【Elite Active 75t】をおススメします。
【Elite 75t】との違い・比較
同じシリーズでActiveが付いていない【Elite 75t】との違いは防水性能と本体のカラーだけです。
防水性能がそんなに高くなくてもいい人は、【Elite 75t】でOKです。
【Elite Active 65t】との違い・比較
また、一つ前のモデル【Elite Active 65t】との違いは、防水性能とバッテリー時間、本体やケースの小型化、フィット感向上等です。
価格との相談ですが、フィット感が全然違うので75tモデルをおすすめします。
各モデルとの比較表
以下によく比べられる3機種の違いをまとめておきます。
Elite 85t | Elite Active 75t | Elite 75t | Elite Active 65t | |
---|---|---|---|---|
防水性能 | IP55 | IP57 | IP55 | IP56 |
バッテリー | 5・5時間 充電ケース込25時間 (ANC有) | 7.5時間 充電ケース込28時間 | 7.5時間 充電ケース込28時間 | 5時間 充電ケース込15時間 |
マイク | Dual MEMS | Dual MEMS | Dual MEMS | MEMS |
本体 | 大型化 | 20%小型化 フィット感向上 | 20%小型化 フィット感向上 | ー |
重量 | 左右:7g ケース45g | 左右:5.5g ケース35g | 左右:5.5g ケース35g | 右:6.5g左:5.8g ケース67g |
価格 | 26,800円 | 17,764円 | 20,518円 | 9,500円 |
Elite Active 75tのワイヤレス充電モデルが発売
Qi 認定に対応したワイヤレス充電機能が搭載された【Elite Active 75t】が発売されました。



知らなかった!!
今のところ、色はネイビー限定みたいです。
発売してから1年以上経ってからのマイナーチェンジですね。
よほど、Elite Active 75tが売れているのだと思います。
Elite Active 75tの操作説明
右ボタン
音楽の再生/停止 | 1回押す |
通話の応答/終了 | 1回押す |
通話の拒否 | 2回押す |
音量アップ | 長押し |
音声アシスタント | 2回押す |
左ボタン
外音・ノイキャン・オフ | 1回押ごとに切り替え |
音量ダウン | 長押し |
次の曲 | 2回押す |
前の曲 | 3回押す |
マイクのミュート | (通話中)1回押す |
側音 | (通話中)2回押す |
かなり満足感は高い
いかがでしたでしょうか?
私が重視していた、フィット感・外音取り込み機能・ノイズキャンセリング・音質の全てを満たしており、価格も約2万円以下とかなり満足度の高いワイヤレスイヤホンでした。
例えるなら、現在発売されているハイエンドクラスの完全ワイヤレスイヤホンの中で、5点満点中すべての項目で4点以上という優等生だと思います。



本当にコストパフォーマンス抜群です!
「MOMENTUM True Wireless 2は高すぎる。2万円ぐらいで良いワイヤレスイヤホン」はないかなと思っている方は、ぜひ試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)!




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