
JBL QUANTUMシリーズが気になるけど、たくさん種類があって分かりずらい。それぞれの特徴、どれが自分に合っているのが知りたい。
こんな悩みにお答えします。
- JBL QUANTUMシリーズの比較
- JBL QUANTUMシリーズのそれぞれの特徴、良いところ・いまいちなところ
こんにちは。ゲーミングヘッドセット大好きな@あおいろです。
老舗の音響メーカー「JBL」がゲーミング業界に参入し、ヘッドセット「QUANTUM」シリーズを発売しました。


めちゃくちゃカッコよくないですか?
私が数あるゲーミングヘッドセットから「QUANTUM」シリーズに興味を持ったのは、なんと言ってもそのルックス・見た目の高級感です。
JBLのロゴが光ってなんともゲーミングって感じですし、もう、イヤーパットなんてモッチモチじゃないですか。
こんなの着けなくても着け心地抜群なのが分かります。
また、音響メイカーの「JBL」なだけに、音質に非常に定評があり、とくに低音の迫力が半端なく、シネマティックゲームでは臨場感抜群の体験ができるとのことです。



これでデモンズソウルやCall of Dutyをプレイしたい!
早速ポチろうと思ったのですが、JBLさん気合が入っているのか、一気に5つのモデルを発売しています。
そして、2022.11.25に「QUANTUM 910」が追加されました。
6つのモデルともレベルが高く、どれを買うか非常に悩ましいのですよね。
そこで今回は、「QUANTUM」シリーズの6つのモデルを徹底比較し、それぞれの良いところ・いまいちなところをお伝えします。
私は、ゲーミングヘッドセット大好きで、今までRazer・Astro等々たくさん購入しレビューしてきました。ゲーミングヘッドセット選びには苦労してきたので、選ぶポイントはある程度参考になると思います。
この記事を読み終わるころには、「QUANTUM」シリーズマスターになっていますよ(*^^)v
JBL QUANTUMシリーズ 比較表
「QUANTUM」シリーズの5つモデルを表にまとめておきます。
QUANTUM 910 | QUANTUM ONE | QUANTUM 800 | QUANTUM 600 | QUANTUM 400 | QUANTUM 100 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ノイキャン | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
ハイレゾ | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
サラウンド | ①QuantumSurround ②dts Headphone ③QuantumSphere360 ④QuantumSpatial360(コンソール対応) | ①QuantumSurround ②dts Headphone ③QuantumSphere360 | ①QuantumSurround ②dts Headphone | ①QuantumSurround ②dts Headphone | ①QuantumSurround ②dts Headphone | QuantumSound |
ヘッドトラッキング | 〇 | 〇 | - | - | - | - |
接続 | ①3.5mmイヤホンジャック ②2.4GHzワイヤレス接続 ③Blueooth5.3 | ①3.5mmイヤホンジャック ②USB | ①3.5mmイヤホンジャック ②2.4GHzワイヤレス接続 ③Blueooth5.0 | ①3.5mmイヤホンジャック ②2.4GHzワイヤレス接続 | ①3.5mmイヤホンジャック ②USB | ①3.5mmイヤホンジャック |
再生時間 | 約45時間 (充電中使用可) | - | 約14時間 (充電中使用不可) | 約14時間 (充電中使用不可) | - | - |
マイク | 単一指向性 フリップアップブームマイク | 単一指向性 取り外し可能ブームマイク | 単一指向性 フリップアップブームマイク | 単一指向性 フリップアップブームマイク | 全指向性 フリップアップブームマイク | 全指向性 取り外し可能ブームマイク |
チャットバランスダイヤル | 本体 | ケーブル | 本体 | 本体 | 本体 | - |
イヤーカップ | 高級レザー | 高級レザー | 高級レザー | 高級レザー | レザー | 合皮 |
RGBライティング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ |
重量 | 420g | 369g | 410g | 346g | 274g | 220g |
価格 | 36,300円 | 24,545円 | 29,980円 | 14,800円 | 9,400円 | 3,800円 |
※価格は2022.11.24現在のAmazon価格
QUANTUM 910の特徴


それでは、価格の高い順に詳しく見ていきましょう。
「QUANTUM 910」は2022.11.25に発売されたシリーズで一番新しいフラッグシップモデルです。
簡単に言えば、この後紹介する有線のフラッグシップモデル「QUANTUM ONE」をワイヤレスにしたバージョンです。
新機能としては、2.0chサラウンド & ヘッドトラッキング機能「JBL QuantumSPATIAL 360」に対応したことで、家庭用ゲーム機でもヘッドトラッキング機能や、ステレオ再生による立体音響が使用可能になりました。
もちろん、Bluetooth接続と2.4GHzワイヤレス接続のデュアルワイヤレスに対応しているため、PCやPS4などでゲームしながらスマホでDiscordによるチャットが可能です。
ワイヤレスですが連続使用時間は驚異の最大45時間で、ほぼ充電切れを心配する必要はないでしょう。
また、このモデルから充電しながらの使用にも対応しましたので、万が一充電を忘れていても安心です。
- ノイキャン&ハイレゾ対応
- 360ヘッドトラッキング
- デュアルワイヤレス
- 連続再生時間45時間
- 充電中使用可
- フッカフカの高級レザーパット
- 重い…
QUANTUM ONEの特徴


「QUANTUM ONE」はシリーズの最高峰、機能全盛りの有線バージョンです。
アクティブノイズキャンセル・ハイレゾ対応・フッカフカの高級レザーパットと、まさに死角なし。
最大のポイントは、QUANTUMシリーズで「QUANTUM 910」と「QUANTUM ONE」にだけ搭載されている「ヘッドトラッキング」と「JBL QuantumSPHERE 360」です。
ヘッドトラッキングは頭の動きを感知して、正確にサラウンドを再現してくれる機能。
FPSゲーム等で正確に敵の定位を求める時に役立ちますが、個人的には設定がめんどくさそうで微妙ですね。
「QUANTUMシリーズ」全般に言えることですが、高音よりも大迫力の低音が魅力です。
よって、FPSゲームでの定位や足音に特化していると言うより、デモンズソウルやディスティニー2のPvE・Codのシングルプレイヤーモードなどシネマティックゲームにすごく相性が良いヘッドホンです。
まあでも、他のヘッドホンにはない面白い機能だとは思います。
いまいちなところとしては、有線であること。
一度ワイヤレスの快適性を知ってしまったら、なかなか有線には戻れないのですよね。
高品質で機能モリモリにしては、369gとそこまで重くないですし、有線であること以外は隙のないモデルですね。
- ノイキャン&ハイレゾ対応
- 360ヘッドトラッキング
- フッカフカの高級レザーパット
- 有線
- ヘッドトラッキングはPCのみ
QUANTUM 800の特徴


「QUANTUM ONE」を無線にしてヘッドトラッキング機能をなしにしたのが、「QUANTUM 800」です。



あるじゃないか、ワイヤレスが!
アクティブノイズキャンセル・ハイレゾ対応・フッカフカの高級レザーパットはそのままに、私の大好きな2.4GHzUSBトングルによるワイヤレス接続です。
「QUANTUM 910」と同じくBluetooth接続と2.4GHzワイヤレス接続のデュアルワイヤレスに対応しています。
しかし、致命的なのはその重さ。400gオーバーです。
過去の経験からわかる。この重さは首が悲鳴を上げる…。
イヤーカップとヘッドバンドがフッカフカなので、多少は緩和されますが、それでもこの重さは長時間のゲームには厳しいです。
まあ2時間ぐらいで休憩を挟めばいいのですが。
- ノイキャン&ハイレゾ対応
- デュアルワイヤレス
- フッカフカの高級レザーパット
- 重い…
- 充電中使用不可
QUANTUM 600の特徴


ではでは、「QUANTUM 800」からアクティブノイズキャンセル・ハイレゾ・Bluetoothを除いて軽くしましたよと言うのが「QUANTUM 600」です。
JBLさんわかってますね。今のところ第一候補。
でも、せっかく久しぶりに高級ヘッドセット買ってやろう!と意気込んでた私にはなんか味気ないのですよねw
「QUANTUM 600」が一番実用的なワイヤレスヘッドセットだと思うのです。
それはわかっているのですが、アクティブノイズキャンセル・ハイレゾがなく、周波数も少し下がっているので、音質的にどうなの?と言うのが引っかかります。
だってせっかくJBLのヘッドセットですからね。
震えるような低音で感動体験したいですからね。
- 2.4GHzワイヤレス接続
- フッカフカの高級レザーパット
- 軽い
- 周波数が少し落ちる
- 充電中使用不可



結局これを買いました!音質はすごく良かったです。


QUANTUM 400の特徴


ここからは、1万円を切ってきてシリーズの中でもエントリーモデルに位置するのが「QUANTUM 400」です。
アクティブノイズキャンセル・ハイレゾはありませんが、それ以外に上位モデルから特にカットされた機能はありません。
サラウンドもありますし、接続も3.5mmイヤホンジャックとUSBの2つが可能です。
ドライバーと周波数も「QUANTUM 600」と変わりませんから、同じ音質です。
しかし、最大の違いは見た目の高級感。
「QUANTUM ONE」「QUANTUM 800」「QUANTUM 600」は高級レザーを使っていてイヤーパッドやヘッドバンドがモッチモチですが、そこからは少し落ちます。
ヘッドバンドはゴムのような素材で、イヤーパッドは少しクッション性が劣ります。
ただ、これが悪いと言う訳ではなく、十分なクッション性があります。
見た目もプラスチック感が増して少し高級感が落ちますが、十分カッコいいですね。
この価格帯の他のヘッドホンと比べても、非常にコスパの良いモデルです。
- コスパが良い
- 軽い
- 質感がやや落ちる
- 有線
QUANTUM 100の特徴


「QUANTUM」シリーズの一番安価なモデルが「QUANTUM 100」です。
でも、一番売れているのはこれなんですよねw
3,800円と言う価格帯で見た時に、他のヘッドセットより音質・マイク・着け心地・機能・見た目の高級感が優れているので、そりゃ売れると思います。
安い中華性のヘッドセットを買うなら、「QUANTUM 100」を買った方が、絶対幸せになれます。
1つ上のモデルの「QUANTUM 400」と比べると、サラウンドやライティングがカットされ、ドライバーも50mmから40mmに少し小さくなっています。
見た目ももう少しプラスチック感がまし、イヤーパッドもだいぶ違います。その分軽くなりましたが。
マイクアームが着脱できるのも「QUANTUM 100」の嬉しいポイント。
ゲーム用途はもちろんですが、テレワーク等のWEB会議で役立つため、仕事目的でバカ売れしているみたいです。
- 軽い
- 同価格帯ではぶっちぎりのコスパ
- 光らない
- 質感が落ちる
まとめ
長々とした比較にお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただいた方は強者ですね。
もうすっかりJBLの虜なんじゃないですか(^^♪
私は結局どれにするか、比較表を眺めながら今しばらく考えたいと思います。
「QUANTUM ONE」は有線だし、「QUANTUM 800」は重いし、「QUANTUM 600」は味気ない…。
一長一短で迷いますね(;^ω^)
でも、悩んでいる時が一番楽しいって言いますし。
購入したら、またブログでレビューしたいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)!



結局これを買いました!


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